プロフィール

はじめまして!体のハンブンがビールでできてるSANTO(@elsantobeer)です。

とにかく食べることとビールが大好きなふっつーのサラリーマン。30代、東京在住。楽天家のぼく、心配性の嫁さん、自由奔放な息子の3人でのほほーんと暮らしてます。

ぼくのビール歴をまとめたのでよかったら見てってください!

ぼくのビール歴

2004年 ビールのうまさに目覚める

ぼくが初めてビールを飲んだのは大学のサークルの新歓コンパにて。ぼくが入ったテニスサークルはいわゆる“テニサー”と少し違っていてかなり硬派な部類に属するサークルで、飲み会もビールしか飲めないというストイックさ。必然的にビールを文字通り浴びるほど飲む毎日。はじめはまったくビールを美味しいと思えず、同期と「ビールマズイビールマズイ」言いながら酔いつぶれていました。(当時を振り返ってみるとかなりビールに申し訳ない気持ち…)

大学生活も徐々に慣れてきたころ、炎天下の中野球観戦をするイベントに参加したことがありました。ろくに水分もとらずに応援していたので試合が終了するころには喉の渇きがピークに。その後流れで新宿のとある焼肉屋で飲み会をすることになりました。やはりこの会も当然のビール縛りで「またビールか…」と内心ウンザリしながらも喉はカラカラで一刻も早くなんでもいいから飲みたい状況。ピッチャーからジョッキになみなみと注がれるビール。普段はユウウツでしかない光景がこの時ばかりはやたらと美味しそうに見えました。乾杯と同時にビールを喉に流し込むと稲妻が走ったような衝撃的なうまさが全身を駆け巡りました。まさに悪魔的なうまさ。気づけばあっという間にジョッキをあけていて、人生で初めてビールをうまいと思った瞬間でした。「ビールってうまいもんなんだなぁ」と心底思うとともに、ビールの味を知って少し大人になったような気がした若かりしころのぼくでした。

ちなみにこの時のビールは『モルツ』(プレミアムじゃない方)で、いまだに大好きなビールの一つです。

2005年~2006年 ビールの本場ドイツへ

大学2年生になったぼくは新たな刺激を求めてドイツに留学することに決めました。もともと海外に強い憧れをもっていて大学に入ったら留学は絶対したいと思っていたところ、ドイツの交換留学の募集が目にとまり「これだ!」と思ってその場で留学を決意。しかしよくよく募集要項を読んでみると留学するためには先生からの推薦状、ドイツ語での志望動機を用意するとともに、面接(ドイツ語)を突破する必要があることがわかりました。それも3日以内に!

ぼくは第二外国語でドイツ語を選択していたものの成績はよろしくなく(というか留年ギリギリの「可」)どうしたもんかと頭をポリポリかきながらも「ま、なんとかなるっしょ」ととにかく準備を進めました。人間本気になったらなんでもできるもので3日間のうちにドイツ語の先生に頼み込んで推薦状を書いてもらい、辞書を片手にめちゃくちゃなドイツ語で志望動機を書き上げ、面接に臨みました。面接官が何を言っているかほとんど聞き取れないので「Wie bitte?(もう一度お願いします)」(←このフレーズだけは覚えた)をひたすら連呼していたら面接官が苦笑いしながらしぶしぶ合格にしてくれ、晴れてドイツに行けることになったのでした。為せば成る。

こうして勝ち取ったドイツ留学は控えめにいっても最&高でした。はじめての一人暮らし、はじめてのヨーロッパ、はじめて出会う人たち、珍しい食べ物などすべてが新鮮で一気に世界が開けたような感覚がありました。ドイツでも場所によって違うのかもしれませんがぼくが住んでいたところは多様な価値観を認め合うような懐の深さを感じる非常に住みやすい街でした。

ドイツ生活で何より感動したのはやはりビールの美味しさ。本当に素晴らしかったです。うますぎなのに安くて量も多いという、ビール好きにはたまらないまさに天国のようなところでした。日本で一般的なピルスナースタイルはもちろん、バナナのような甘い香りがするビールやスモーキーなビール、カラフルなシロップを入れて飲むビールなど、本当に多種多様なビールが数多くあってぼくが日本で日常的に飲んでいたビールは数あるスタイルのほんの一つにすぎなかったんだなと強烈な井の中の蛙感を味わいました。「ビールってめちゃくちゃ奥が深いなぁ」としみじみ思いましたね。

またヨーロッパはLCCがたくさん飛んでいるのでドイツだけじゃなく、チェコ、ベルギーといった近隣のビール名産国に気軽に行けたのも控えめにいって最&高でした(2回目)。ドイツに来る前からビールはある程度好きだったものの、ドイツに来てからは勉強そっちのけ(おい)でビールの世界にどっぷりつかりすっかりビール教に入信してしまったぼくでした。

2007年 クラフトビール黎明期のアメリカを横断

ドイツから帰国したのもつかの間、あれよあれよと就活が始まり気づけば大学4年生になっていました。せっかく大学最後の年だからと、バイトで必死こいてお金をためて単身アメリカに乗り込みました。ただ旅行するのはつまらないと思い、グレイハウンドという格安バスでサンフランシスコからニューヨークまで横断することにしたのです。

グレイハウンドは犬のロゴがついたどでかいバスでアメリカ全土に停留所があるのですが、現地のアメリカ人からは「THE Dirty Dog(汚い犬)」という悪名で親しまれて(?)います。バス停は少し街中から離れていて若干治安の悪いところもあるので注意が必要ですが、座席はアメリカンサイズでゆったりしていて乗客もフレンドリーで色々話しかけてくれたので総じてぼくは大満足でした。何よりも安い!安くアメリカを旅したい人にはオススメなので自己責任で活用してみては?

さてこの時の旅ではじめに立ち寄ったのはラスベガス。行ったことがある人はわかると思うのですがラスベガスってめちゃくちゃ暑いですよね。砂漠の中にある街なので当然っちゃ当然なのですが、暑さが過ぎる!電光掲示板の温度計を見ると43度の表示が。これはもうビールしかないでしょと近くのカジノでビールを飲むことに。

出てきたフットボール型のジョッキには氷がギッシリ入っていてストローがぶっ刺してある。ビールに氷とは!しかもストローで飲むん?!いきなり度肝を抜かれながらもカラカラの喉にビールをストローでチューチュー。薄い。水のよう。味は薄いけど炭酸が強めで、暑いラスベガスではぴったしのビールでした。うまい!思わず2杯頼んだけど全然酔わない。この時頼んだのは『バドライト』というアメリカではかなりメジャーなビールでアルコール度数が4.2%ほどしかない軽めのビール。氷も入ってたので実質通常(だいたい5%前後)の半分程度のアルコール度数になっていたに違いない。

アメリカのビールは薄くて美味しくないという話をチラホラ聞いていたけど、現地で飲むとこれはこれでアリでうまいなと思いました。現地現物の大切さを実感。

それからアメリカを転々とバスで巡っていったのですが、降りる街降りる街でビールは欠かさず飲んでいました。地元の人にオススメのパブを教えてもらったり、その日の気分でちょっと気になった店にフラッと入ってみたりと気ままに色々な店に行きました。そこで何よりビックリしたのが「アメリカのビール=薄い」ではなかったということ。『バドワイザー』や『クアーズ』は大体どこの店にも置いてあるのですが、店によってはその土地その土地のスペシャリティビールも置いてあるんですね!

その中でも名前と味が印象的で今でも覚えてるのが『FAT TIRE(ぶっといタイヤ)』。この店一番のオススメビールをちょうだいと頼んで出てきたのがこのビールで色は綺麗な琥珀色。英語で琥珀色はアンバーでその名の通りアンバーエールというスタイルのビールだそうな。バドワイザーの淡い色と対照的で今まであまり見たことのない種類のビールにぼくは興味津々でした。

香りを嗅ぎながらグビッといくとオレンジピールのような柑橘系の香りが鼻を抜ける。なんじゃこりゃー!香りすげー!めっちゃうまいやん!ヨーロッパのビールとも全然違っていて、ぼくにとってまったく新しいビールで衝撃を受けました。今ではアメリカはクラフトビールの火付け役として沢山の醸造所ができてるけどぼくが旅をした2007年当時はちょうどアメリカのクラフトビールの黎明期だったことが後でわかりました。

【参考記事】クラフトビール醸造所が10年たらずで6倍に&人気が大爆発した裏側には何があるのか?

クラフトビールがちょうど盛り上がりをみせようとしている時にアメリカに行けたことはかなりラッキーだったんだと改めて実感。なんか運命的なものすら感じますね。この旅を経てさらにビールの楽しさを知ったぼくでした。

現在

こうしてなるべくしてビール好きになったぼくですが、10年以上経った今も変わらずビールを愛しています。いや、むしろますますビールへの愛が深まっている感じ。ビールの世界は本当に奥が深くて種類もたっくさんあり日々進化し続けているので、まだまだ見知らぬ素敵なビールがそれこそ無限に広がっているわけです。なんかワクワクしてこないですか?そうしたビールたちをドンドンこのブログで紹介していきたいと思いますので乞うご期待!

とりあえずぼくの目下の目標は

・ビールスタイル全制覇
・アメリカのビールの資格「CICERONE-Certified Beer Server」取得

です。

その模様も随時公開していく予定なのでよかったら応援のほど宜しくお願いします!

それではこれからどうぞよろしくお願いしますッ!!!

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